「まちづくり」を学ぶとは?

宮城大学事業構想学群 准教授 小地沢 将之

中学生・高校生の皆さんへ
宮城大学で「まちづくり」を学ぶ理由

「まちづくり」とは、建築学、都市計画学、行政学、社会学、経営学などの学問を下地にしながら、実践的な取組みを通じて、地域課題の解決や社会変革への貢献をする分野です。

わずか4年間の大学生活で、これらを横断的に学び、実践的な活動の経験をすることは非常に困難ですが、宮城大学事業構想学群の学びはこれを可能にしている数少ない大学です。ぜひ、他大学の学びと比較してみてください。


宮城大学事業構想学群の学生の皆さんへ
価値創造デザイン学類で「まちづくり」を学ぶ理由

建築学は、建築設計士になるための学問ではありません。
現に、設計事務所などに就職する卒業生は、全国の建築系大学の動向の調査結果(※)をみてもひと握りです。
 日本建築学会教育委員会建築系大学卒業生の進路に関する第五回調査報告書

1992年の「国連環境開発会議(地球サミット)」以降、「持続可能な開発(Sustainable Development)」の実現を牽引してきたのは、建築学やその隣接分野の学問であることも忘れてはなりません。皆さんがよく知っているSDGsは、私たちの学問の発展とともに構築されました。

価値創造デザイン学類生活環境デザインコースでは、建築設計の演習などを通じて、主に建築学について学ぶことになります。この学びは、図面を読んだり描いたりする技術だけではなく、これからのあるべき生活や公共空間の道しるべを指し示す能力を得るためのプロセスです。

このような力を有した人たちは、建築職だけではなく、金融、不動産、行政、NPOなど、さまざまな分野で活躍の機会があり、各業界からも引く手あまたの人材です。

特に、「まちづくり」分野では、このような技術力を兼ね備え、持続可能な社会の実現をリードする人材を渇望しています。ぜひ、一緒に学んでみませんか?